岩倉大山 (いわくらだいせん) 283m【加茂町】
 加茂町の山々は岩根山198メートル、高麻山195メートルなど低い山が点在す
るなかで比較的高く、頂上からは四方の展望が開ける山で頂上からは東に高麻
山や加茂町の町並みや丸倉山など大東方面が、そして北側には宍道湖を経て北
山群が一望できます。

 山全体はコナラなどの落葉樹に覆われていますが、内陸には少ないヤマモモ
なども多く見られます。頂上には何かの神仏が祀ってあったとの記録はありま
すが確認できません。現在でも宍道町側に少し下がったところには、矢櫃神社
跡地がありますが、岩座だけが残っている状態です。

 晴れた日の早朝、山頂からの眺めは最高で、赤川に立ち込める川霧と延々と
連なる山々は遠く古代のロマンを秘めた神話や、古代の人々の営みがよみがえ
り雄大な中にもタイムスリップするような感じがします。

 岩倉大山の南側には加茂岩倉遺跡があります。強大な勢力を誇った出雲勢力
がうかがえる銅鐸の発掘は、39個もの銅鐸が2000年の夢から覚めて出現しまし
た。大小の銅鐸が重ねられた「入れ子」や7個の銅鐸には動物などが描かれて
いるなど極めて特徴的なものとなっています。

 同じ地域にあって『岩倉』からうかがえる山の名前は、岩倉遺跡と具体的に
結びつけるものがありそうな期待と夢が広がるスポットです。

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